まず聴いてください。
このように演奏できるようになります。
ここを目指して進んでいきます。
Practice 1からPractice 4
まであります。
1日1つの”Practice”でもいいですが
「出来たな」と思ったら
どんどん次に
進んでいって構いません。
ただ、次の日は前日終えた章から
始めるとさらに効果があります。
Target
Practice 1
右手~Hi Hat
右手でハイハットを叩きます。
まず、ハイハットを閉じておくので
左足は床につま先をつけたまま
~ハイハットペダルを踏んだまま~にします。
4分音符1個を3つに分けて
2つ目を休むのです。
4分音符1個を3つに分けるビートを
"triplet"
とドラムの世界では呼びます。
3連符と考えていただいて結構です。
シャッフルの曲ではこの曲でもそうですが、
ベースがHiHatと同じリズムを刻む場合が
あります。
ベースのタイミングとピッタリ重なることを
意識して叩きましょう。
16小節目のスネアは両手で交互に叩きましょう。

ベースと一緒に演奏している感覚
音が重なっている感触を感じてください。
ベースの演奏に自分の叩いている
右手(ハイハット)が
重なっている気分になるよう、
演奏と一体になっているよう感じられるまで
タイミングに集中して、
調整をしてみてください。
上の譜面の1小節目の"▲"は
4分音符の1拍,1拍の位置を示しています。
ベースを聴いて4分のカウントが
自然と感じられるようになりましょう。
曲を聴いたら自然に4分音符のカウントが
できるようになるための
トレーニングにもなります。
Practice 2
右手~Hi Hat ,左手~Snare Drum
右手がいい感じになったら、
左手(スネア)を加えます。
まず、右足(バスドラム)と右手(ハイハット)を譜面を見ながら叩きます。
左手のタイミングはは完全に右手と重なります。左手を右手に合わせる感じでやりましょう。

92bpmでタイミングをしっかり合わせることが大切です。
右手とタイミングがそろうことが
大事なことです。
肩、腕に力みがないよう、
「脱力」
を心がけてください。
ドラムを演奏するのに
肩に力を入れる必要はなく、
肘と手首と指でスティックを
コントロールします。
強弱のスティックコントロールは
指でスティックをコントロールするので
フィンガリングと呼びます。
Video Lessonの
『Traditional Grip Advance』
を参照してください。
Practice 3
右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
右手と右足を合わしてみましょう。
この曲で演奏されるバスドラムのフレーズは
この4小節だけです。
この4小節をひたすら繰り返しています。
右足を右手にしっかりタイミングを
合わせるようにしましょう。
遅いテンポでとことんやるのです。
この4小節のフレーズを組み替えることで
フレーズは広がります。
しかしこの4小節で他のシャッフルの曲も
問題なく叩けると思います。

◆右足(バスドラム )の踏み方
Videoを観てください。インストラクターは"Weather Report"などで
活躍するPeter Erskine氏 です。
『踵をペダルにつける”Heel Down"と踵を上げる”Heel Up"。
足を安定させるにはペダルにつけた方がいいし、弱拍はこちらでないとむつかしい。
一方、強拍は踵を上げた方がいいし、早く踏む場合も踵を上げた方がコントロールしやすい。
踏まない時は、ペダルの上に踵をつけて
両方を組み合わせて踏むのが良い。』
ということを語っています。
最初は『踵をペダルにつける”Heel Down"』から始めましょう。
足に力をつけてから”Heel Up"に取り組んで大丈夫です。
Practice 4
右手~,Hi Hat ,
右足~Bass Drum,左手~Snare Drum
全体を合わせていきましょう

詳細を入力してください
何度も繰り返して身体が覚えると
自由にバスドラムの位置を
かえて演奏できるようになります。
とにかく右手がベースに重なっていて
その右手に左手と右足の
タイミングをあわせること。
遅いテンポで確実にできるようにすることが
秘訣です。

Practice4
Standard 40 American Drum Rudiments
~スティックコントロールのトレーニング~
ルーディメント~rudimentと呼ばれる
スネアドラムを叩くときの
基礎的技術~フレーズ~が
マーチングドラムの分野で定められています。
”The Percussive Arts Society”という団体が
40のルーディメントを規定してドラムと
パーカッションの技術の充実に努めています。
スティックコントロールを高めるのに
非常に有効な練習ツールです。
があります。
覗いてみてください。

1曲叩けるようになってからで大丈夫!
補足~Harf time shuffle
"harf time shuffle"というフレーズがあります。
これはBernard Purdie, John Bonham,
Jeff Porcaroなどのアーティストによる
演奏で良く知られているものです。
tripletを活用したフレーズなので
shuffleとよばれていますが
ここで取り組んだshuffleとは
アプローチが異なります。
まずスティックコントロールを
入念にマスターしてから
最初からスティックを使用して
取り組まねばなりません。
こちらについては
別途中級以上プログラムとして提供します。
Bernard Purdieによる"harf time shuffle"です。