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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-635~"Happy Ever After"-Julia Fordham-1988


アルバム"Julia Fordham"収録

Julia Fordham - vocals

Grant Mitchell - arrangement, keyboards, 

Omar Hakim – drums

Bill Padley - bass, Taj Wyzgowski - guitars

Luis Jardim - percussion

Afrodiziak - additional vocals

written by Julia Fordham


この作品は英国の編曲家・プロデューサー"Grant Mitchell"がプロデュースを務めて

完成され、彼女の代表曲となっています。

"Grant Mitchell"は"Eric Clapton", "Seal", "Robin Gibb (Bee Gees)", "Elton John", と

どちらかと言えばポップス寄りの制作を行ってきた人です。


2005年のライブです。








"Julia Fordham"はキャリアの早い段階で成功を重ね、素晴らしい作品を

多数発表してきただけに

それを継続させていくのは大変なことです。


現在の音楽シーンはダンスミュージックと"Hip hop"の影響が大きいので

彼女のようなメロディーとハーモニーの美しさを魅せる楽曲は

マーケット的には古いと思われる方が多いことは否定できません。

実際に2016年に彼女も自分の楽曲をダンスミュージックにリミックスした

アルバムを発表していますが、正直、聴くに堪えません。

2019年に自主制作で"Grant Mitchell"と制作したアルバムを発表しています。

これはピアノと彼女の歌だけのアルバムです。

これは彼女のメロとハーモニーの美しさを語るに十分であり、とても

美しい作品に出来上がっています

それが大手レーベルではなくインディーズ制作というところが

今の時代性を物語っていますし、

これからはそのような選択をするアーティストは彼女に限らず、

増えていくのは間違いありません。

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