Cleo Brown - Vocal,piano
"Cleo Brown"はMississippi生まれですが10歳の時にChicagoに移っています。
Boogie- Woogieピアノの名手として知られています。
彼女の作品は詩がウイットに富んでいて、エンターテインメントとしての完成度が
高いです。当時自宅でダンス・パーティーをするのが盛んで、
Boogie- Woogieピアノは絶好のアイテムでした。
この”The Stuff Is Here”はそういうパーティーの情景を描写した
ワクワク感に溢れたダンスミュージックなのです。
聴いてお分かりのように”Boogie- Woogie”は”Rock'nRollへの架け橋です。
Blues→Rag-Time→Boogie-Woogieとテンポが速くなっていき、
"4分音符を3分割"にする~ダンスはSwing~という認識を
"4分音符を2分割”にして踊るんだ!と変えた大きな変化がここにあります。
米国歌手"Georgia White"の
パフォーマンスです。
Georgia White - vocal Richard M. Jones - piano Ikey Robinson - guitar John Lindsay - bass
recorded at New York 1937
"Georgia White"は米国の歌手で1930s~50年代にかけて活躍しました。
"Cleo Brown"はvaudevilleやclubで活躍していましたが、信仰心が強く、
俗悪で猥褻な環境や歌を歌うことを 恥じるようになり、ステージをおりて
1959年に看護師になりました。