作曲チームが主体のモータウンでしたが、アーティスト自作を早くからはじめたのが"The Miracles"の
"Smokey' Robinson"です。
彼は長くモータウンの副社長でもありました。
モータウンは1960年~1969年にBillboard Hot 100のトップ・テンに79曲もランクインさせるという大成功でもあり、ポップスの土台を創った偉業を成し遂げました。
この曲はこの人たちがカヴァーしました。
"The Beatles"2作目
"With the Beatles"で取り上げています。
"The Beatles"は1962年
"Love Me Do"でデビューしました。
"The Beatles"は1963年"Please Please Me"-"With The Beatles"の2枚をだしています。
この2枚ではカヴァー曲も多いのですが次第に本人たちの希望でオリジナル中心に
なっていきます。
"The Everly Brothers"など、自分たちの曲と作家制作の曲が混在している場合
作家の曲やカバー曲→過去のヒット曲の方が良いイメージを感じる場合が
多いのですが、"The Beatles"の場合は全く逆。
自作の曲の方が圧倒的な”斬新さ””カッコよさ”をもっていることを感じさせられます。
私は"ビートルマニア"ではありませんが改めて時代を通して並べて聴いてみると
"The Beatles"が際立っていることを感じさせられます。
また演奏が上手い。リズムがタイトで強弱のダイナミクスの処理が見事です。
私はレコーディングエンジニアのキャリアが長いのですが、その知識で聴いても
演奏力が同時期の他アーティストと比較すると違いを感じます。
モータウンにはまだたくさん名曲がありますが、
ここで"The Beatles"の曲を追ってみましょう。