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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-33~"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"-The Beatles-1967



不朽の名作です。

これはアルバム全曲を通して一つの作品です。

"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band-With a Little Help from My Friends"1&2曲目の流れをご紹介します。

当時この作品をつくるには、録音技術的な面でとてつもない忍耐と

試行錯誤が必要でした。

相当な創作にかける熱意と想いがメンバーと制作チームにあったことを

この作品は物語っています。

『こうしたい!!』というイメージがあっても、それを現実に具体化させるには

様々な問題や障害が起きるのが制作現場です。

それをある程度で妥協する創り手が大多数です。

世に残る作品を創り出したアーティストそこまでではないアーティストの差は

『作品制作にかけるこだわりの差とねばり』

であることを私も随分と体験してきました。

今、現代でこの作品にあるアイデアを完成させるのは

アマチュアでもコンピューターをつかえば悩まずにできます。

しかしこの時代では途方もない忍耐と時間が必要でした。

とはいえ、このアルバムの制作に1年もかけたわけではありません。

アイデアから4ヶ月の期間で録音は1ヶ月弱しかかけていないのです。

『ever green music~時を経ても色褪せない名曲』をつくるのになにが必要か

その答えもこの作品が教えてくれていると思います。


"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"を演奏する

"Jimi hendrix"1967年ロンドンでの演奏です。

アルバムが発売されて3日後、The Beatlesのマネージャー

"Brian Epstein"の協力で実現したライブです。

Paul McCartneyは客席でこれを見ていた。彼はJimi hendrixに今に至るまで

ずっと敬意を抱いています。それぞれの作品の趣は全く違いますが、

響きあうものがあったのですね。


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