アルバム"Roger the Engineer"
収録曲。"The Yardbirds"は
"Keith Relf-Vo"と"Jim McCarty-Dsが始めたバンドなのですが、
『3大ギタリスト』
Eric Clapton,→Jeff Beck,→
Jimmy Pageが在籍したことでよく知られています。
Keith Relfの音楽性とはこの曲のもつ世界観であってロックよりはトラッド系です。
"Roger the Engineer"はJeff Beck在籍時のアルバムですが、メンバーの音楽性のバランスがとれているのはこの作品でしょう。
Jimmy Page在籍時にLed Zeppelinでもやっている"Dazed And Confused"を演奏している映像が残っていますが、"Keith"にあわない曲を無理やり歌わされているのがかわいそうです。
Keith Relfは"The Yardbirds"を辞めて”Renaissance”を結成しますが、こちらは
"Progressive rock"で名盤を残しています。しかし”Renaissance”は"Annie Haslam"が
ヴォーカルを務めるようになってからが評価されているので、
Keith Relfはプロデューサーとしての手腕の方が、ミュージシャン性より高かったのかもしれません。
Eric ClaptonもJeff Beckも、そしてJimmy PageもThe Yardbirds以降の活動で歴史に名を遺す作品を多数発表しています。
The Yardbirdsは名アーティストの過渡期~実験の場として大きく存在しているように思います。