Joe Zawinul – keyboards,
Wayne Shorter – tenor,soprano saxophone
Jaco Pastorius – fretless bass
Peter Erskine – drums
音源は1979年発表のライブ盤
”8:30”からです。
"Weather Report"はMilesの"In a Silent Way","Bitches Brew"で重要な役割を果たした
"Joe Zawinul"と "Wayne Shorter"が軸となり1971年に
Miroslav Vitouš:bass,
Alphonse Mouzon:drums,
Airto Moreira & Barbara Burton:perで活動を始めました。デビュー盤から賞を受賞するなど評価を得ていましたが、ドラマーは頻繁に交代し、Peter Erskine は1978年から参加しその後、時折"Omar Hakim"と入れ替わりながら1986年まで続いています。
"Weather Report”に参加したドラマーを列挙すると
Alphonse Mouzon, Eric Gravatt, Herschel Dwellingham, Greg Errico, Ishmail Wilburn,
Chuck Bazemore, Leon "Ndugu" Chancler, Chester Thompson, Alex Acuña,
Peter Erskine , Omar Hakim...
と15年で11名の個性あふれるドラマーがかかわっています。
それに1~2名の打楽器奏者ですから、リズムにいかにこだわっていたかがわかります。
"Zawinul"と”Shorter"が軸となり、といいましたが、初期のベースのMiroslav Vitoušの貢献は小さくありません。リズムアレンジの土台つくりに彼のアプローチがサウンドのイメージづくりに大きく影響しています。
引き継いだ"Alphonso Johnson:Electric bass"はFunk傾向を強めましたが、
それはElectric bassの可能性をひっぱりだしたからです。それが次のJaco Pastoriusになってここで聴かれるよく知られている"Weather Report"サウンドになりました。
しかし、Miroslav Vitoušも大きな影響を与えたベース弾きです。
次に彼の作品を聴いてみましょう。