top of page
執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-108~"Black Market"-Weather Report-1976



Joe Zawinul – keyboards,

Wayne Shorter – tenor,soprano saxophone

Jaco Pastorius – fretless bass

Peter Erskine – drums

音源は1979年発表のライブ盤

”8:30”からです。

"Weather Report"はMilesの"In a Silent Way","Bitches Brew"で重要な役割を果たした

"Joe Zawinul"と "Wayne Shorter"が軸となり1971年に

Miroslav Vitouš:bass,

Alphonse Mouzon:drums,

Airto Moreira & Barbara Burton:perで活動を始めました。デビュー盤から賞を受賞するなど評価を得ていましたが、ドラマーは頻繁に交代し、Peter Erskine は1978年から参加しその後、時折"Omar Hakim"と入れ替わりながら1986年まで続いています。

"Weather Report”に参加したドラマーを列挙すると

Alphonse Mouzon, Eric Gravatt, Herschel Dwellingham, Greg Errico, Ishmail Wilburn,

Chuck Bazemore, Leon "Ndugu" Chancler, Chester Thompson, Alex Acuña,

Peter Erskine , Omar Hakim...

と15年で11名の個性あふれるドラマーがかかわっています。

それに1~2名の打楽器奏者ですから、リズムにいかにこだわっていたかがわかります。

"Zawinul"と”Shorter"が軸となり、といいましたが、初期のベースのMiroslav Vitoušの貢献は小さくありません。リズムアレンジの土台つくりに彼のアプローチがサウンドのイメージづくりに大きく影響しています。

引き継いだ"Alphonso Johnson:Electric bass"はFunk傾向を強めましたが、

それはElectric bassの可能性をひっぱりだしたからです。それが次のJaco Pastoriusになってここで聴かれるよく知られている"Weather Report"サウンドになりました。

しかし、Miroslav Vitoušも大きな影響を与えたベース弾きです。

次に彼の作品を聴いてみましょう。


閲覧数:2回0件のコメント
bottom of page