Bill Evans - Piano
"Solo Sessions II"1963年 収録
この最高に美しい曲は、映画"Spartacus"-監督-Stanley Kubrick 1960年公開-に
かかれたものです。作曲家は"Alex North"。彼は多くの舞台とハリウッド作品の曲を
かいています。
Yusef Lateef: oboe,
Barry Harris: piano,
Ernie Farrow: bass,
Lex Humphries: drums
アルバム"Eastern Sounds"1961年
収録"Yusef Lateef"の"Spartacus"
"Yusef Lateef"はoboe,sax,flute,bassoon,尺八も演奏するマルチリード楽器奏者。
東ヨーロッパの音楽に興味を持ち、いわゆるワールドミュージックの
先駆者といえます。
"Spartacus" 1960年
Original Soundtrack
"Spartacus" はローマ時代の奴隷の反乱を描いたスペクタル映画です。
美しい曲が多いことでも知られています。
演劇、ミュージカル、映画といった大衆向けのエンターテインメントは西欧の大衆文化の中で大きな役割を担ってきました。
それらに付随する音楽も、宮廷音楽に起源をもつオペラやオーケストラ管弦楽の進化を受け入れ、大衆向けとして米国の"minstrel show"やフランスの"vaudeville",
そして"Broadway","Hollywood”といった演劇、ミュージカル、映画の発展に伴って
音楽も近代的手法と従来の管弦楽法を合わせた形で次々と、
あらたな素晴らしい作品が生まれてきたのです。
この"Spartacus"もそうですし、ジャズのスタンダードになっている曲の多くが、これら
映画や演劇から生まれてきています。
ポップスの分野でも、メロディーの素晴らしさ、のみならず、管楽器や弦楽器がとりいれられ、アンサンブルの素晴らしさでより深い感動を呼び起こす作品が生まれてきました。そのような曲が続々と生まれてきたのもまた60年代から70年代です。
ここからはそのような名曲たちにご登場いただきましょう。