"Billy Joel"のデビューアルバム
"Cold Spring Harbor"収録
Billy Joel – vocal,piano,
Rhys Clark – cymbals
"Billy Joel"がレコード業界にデビューしたのはまずピアノ弾きとしてで1964年から、
幾つかのレコーディングをこなしています。彼の父親はユダヤ系ドイツ人のピアニストでした。スイスを経て米国に移民してきたのです。ピアノは彼にとって
特別の楽器であったのです。
その後いくつかのグループを経てソロになった"Billy"のデビュー作が
"Cold Spring Harbor"です。
この曲は名曲だと思います。しかし最初のリリースでは話題にもなりませんでした。
歌詞は愛する恋人にいかに自分が癒され喜びをもらうかを歌うラブバラードです。
"Billy"は"The Stranger"-1977-がヒットしてスターダムにのし上がりますが、その後
1981年にかつての曲を集めたライブ盤"Songs in the Attic"を発表。この曲も
そこで火が付きbillboardを駆け上ります。
"Billy"はこの曲についてこう語っています。
『曲をつくった時はもちろん良い曲だと思っていたわけだけど、1971年のレコーディングを終えて、詩が甘いし感傷的すぎるかな、と思うようになって歌うのもすっきりしなかったんだ。
でも時を経て聴いてくれるみんなにも、こんなおセンチなところがあるんだよなって
わかったんだよ。』
"Billy"独自の世界はすでにこの曲に、はっきりと表れています。
2014年のライブパフォーマンスです。
観客が録音したものでしょう。
場内の皆が一緒に歌っている盛り上がりがよくわかる映像です。
もう1曲彼の初期の名曲を聴いてみましょう。