アルバム"Two Eyes"収録。
"Don Grusin"との共作
"Tommy LiPuma"プロデュース。
ソウルというよりは、ポップスに近づいています。参加ミュージシャンは、
David Foster , Michael McDonald- keyboards,
Jeff Porcaro ,John Robinson- drums,
Paulinho Da Costa - percussion
Nathan East - bass
Jerry Hey - trumpet,horn arrange
などなど大物揃いです。良い曲をかくし、歌もそこそこいけるのだから、
皆でビッグヒットをつくろう!と思っていたのでしょう。
共作者には印税もはいりますし。
しかし私にはデビュー作のほうがストレートに訴えるものがあるように感じられるのです。当時の流行りに寄せることを狙いすぎたように感じます。
でも"Brenda"にとっては素晴らしい経験であったにちがいありません。
一流の音楽家には一流になり得た理由があります。
それは決断の積み重ねである音楽製作において『どのようにチョイスするか』
~曲のKeyであり、テンポであり、音色であり、編曲の展開方法であり~それこそ
1曲できあがるには何千という判断と決定があります。それをまじかで見て
自分の意図する世界をどのようにつくっていくか、を身につけていったことでしょう。
そうした彼女の世界は2000年を越えてかたちになってきます。
次回はそうして築いた彼女のオリジナルなサウンドを聴いてみましょう。