アルバム"Venus And Mars"収録
Paul McCartney – vocals, bass,
guitars, keyboards,percussion
Linda McCartney – keyboards, backing vocals, percussion
Denny Laine – vocals, guitars, keyboards, percussion
Jimmy McCulloch – guitars, vocals, percussion
Joe English – drums, percussion
Kenneth "Afro" Williams – congas
Allen Toussaint – piano
"Paul McCartney"が”Wings"名義で1975年に発表した作品。名曲につぐ名曲のオンパレードといえる傑作です。
1970年に"The Beatles"からの脱退を発表し、失意にふさぎ込んでいた"Paul"は"Linda"に支えられて2枚のソロアルバム『McCartney-1970』,『Ram-1971』をリリースします。
全楽器を自分で演奏したこの2作は売り上げとしてはそう悪くはありません。
ただ、批評家からは厳しい意見をだされていました。
実際のところ『McCartney-1970』には、名曲"Maybe I'm Amazed"が収録されていますし、『Ram-1971』からは"Uncle Albert/Admiral Halsey"がリリースされてgrammy賞をとっています。
しかし"Paul"としてはバンドでの制作を強く望んでいた。その方がインスパイアされるし、楽しいし、さらに良い作品が生まれるからです。そんな中で、この名作が生まれました。
どの曲も名曲です。
まずはタイトル曲から"Rock Show"への流れを取り上げます。今でも"Paul"のライブでは必ず演奏される曲です。
1976年の"Wings"の演奏です。
”The Beatles"後の"Paul"に迫っていきましょう。