アルバム"Ain't No 'Bout-A-Doubt It"
収録。
Larry Graham - Bass, Synthesizer, Drums, Organ, Clavinet, Timpani, Lead and Backing Vocals
Hershall "Happiness" Kennedy - Clavinet, Synthesizer, Trumpet, Vocals
Manuel "The Deacon" Kellough - Drums
David "Dynamite" Vega - Guitar, Vocals
Robert "Butch" Sam - Organ, Piano, Vocals
"Larry Graham"が"Sly & the Family Stone"を脱退した後1973年に結成したのが
"Graham Central Station"です。その結成のきっかけは、当時"Santana"のバンドでギターを弾いていた"Neal Schon"が新バンドを結成するため"Sly & the Family Stone"のリズムセクションの"Larry"と"Gregg Errico-drums"に声をかけたことからはじまります。
ところが"Neal Schon"がpop-rockの分野に移行し"Journey"を結成したため、リーダーが
"Larry"となり"Graham Central Station"が誕生したのです。"Neal Schon"がpop-rockに向かったということは、幅広い大衆性を望んだということであり、"Larry"は対して
"soul"と"gospel"を取り入れて多くのヒット曲を生んでいます。
"Larry Graham"はベースの弦をはじいたり、叩いたりしてパーカッシブなサウンドを出す、"slap bass"奏法を完成させたベーシストとして知られています。
1997年の演奏です。
もともとBassを弾きながら歌うこと自体が相当難しいことですが、ここまでパーカッシブに弾いても情感あるボーカルであることは驚きです。