アルバム"Growing Up In Hollywood Town"収録
この曲は"Amanda"が彼女の母親を想ってかいた曲です。
このようなミュージカル的なストーリーテラー型の曲が彼女本来の持ち味です。
あくまでも舞台や女優としての立ち位置が彼女の土台なのだということがわかります。
"Amanda"は1940年代の俳優"David Bruce"の娘であり撮影現場に幼いころから馴染んでいたようです。
いわば"Hollywood"で育ったのであり、彼女の歌は愛情や情感に溢れた物語に満ちています。
良きアメリカの時代とその家族の世界観を歌い続けているアーティストです。
こちらはライブでの演奏ですが、
このようなピアノ一台と歌手で表現すると彼女の素晴らしい世界がはっきりとわかります。
"Billbord"の常連というわけではありませんが
アメリカを語るとても大切なアーティストです。
"Hollywood"と言いますが、街の中心を通るHollywood通りを一本裏に入ると住宅地です。
勿論、邸宅のようなお家が並んではいますが、ワゴンのアイスクリーム売りが、のどかにアイスを
売っている、そんな光景も見られ、意外と田舎の雰囲気もあるのです。
"Amanda"もライブのMCで語るのにはハリウッドのリッチな雰囲気などはなくて、中流階級に
寄り添う、友人のような立ち位置を忘れていません。
そこが彼女がアメリカで愛される理由なのでしょう。
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