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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-394~"Firth Of Fifth"-Genesis-1973


アルバム"Selling England by the Pound"

収録。

Peter Gabriel – vocals,Flute

Tony Banks – keyboards,

Steve Hackett – guitars,

Michael Rutherford – bass,

Phil Collins – drums,percussions,



この曲は"Genesis"のコンサートでは必須のレパートリーとして"Peter"脱退以前も以降も

かわらず演奏され続けました。

前話のイタリアの"Area"はJazz-rock的アプローチが強いバンドでしたが、

同じ"Progressive-rock"に分類される"Genesis"はクラシック音楽の管弦楽法的な

アンサンブルで曲を構築するグループです。


132夜で取り上げた名作"The Lamb Lies Down on Broadway"の前作となるこのアルバムでは各メンバーの楽器を十二分に活用した"Genesis"流のアンサンブル手法が

確立されていたことがわかる傑作です。

英国で3位、米国で70位とマーケットの反響も好意的でした。


"Selling England by the Pound"発表でおこなわれた1974年のライブです。

メイクをした"Peter"の演劇的なパフォーマンスが見られます。





1977年"Peter"脱退後"Phil"がボーカルを取っているライブです。

ドラムは"Chester Thompson"がサポートではいっています。

この演奏はライブアルバム"Seconds Out"

に収録されています。



"Chester"はジャズオルガン奏者"Jack McDuff"~346.7.8夜~とのステージで

プロの舞台を踏んだ後、テクニカルなドラマーを多く輩出した

"Frank Zappa and The Mothers of Invention"に参加し高度な音楽経験を積みました。

その後Fusion Band-"Weather Report"を経て"Phil"の誘いを受けて

"Genesis"に参加しています。


"Genesis"にかかわったアーティストが世に出した名曲を

さらに追っていきましょう。

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