アルバム"Selling England by the Pound"
収録。
Peter Gabriel – vocals,Flute
Tony Banks – keyboards,
Steve Hackett – guitars,
Michael Rutherford – bass,
Phil Collins – drums,percussions,
この曲は"Genesis"のコンサートでは必須のレパートリーとして"Peter"脱退以前も以降も
かわらず演奏され続けました。
前話のイタリアの"Area"はJazz-rock的アプローチが強いバンドでしたが、
同じ"Progressive-rock"に分類される"Genesis"はクラシック音楽の管弦楽法的な
アンサンブルで曲を構築するグループです。
132夜で取り上げた名作"The Lamb Lies Down on Broadway"の前作となるこのアルバムでは各メンバーの楽器を十二分に活用した"Genesis"流のアンサンブル手法が
確立されていたことがわかる傑作です。
英国で3位、米国で70位とマーケットの反響も好意的でした。
"Selling England by the Pound"発表でおこなわれた1974年のライブです。
メイクをした"Peter"の演劇的なパフォーマンスが見られます。
1977年"Peter"脱退後"Phil"がボーカルを取っているライブです。
ドラムは"Chester Thompson"がサポートではいっています。
この演奏はライブアルバム"Seconds Out"
に収録されています。
"Chester"はジャズオルガン奏者"Jack McDuff"~346.7.8夜~とのステージで
プロの舞台を踏んだ後、テクニカルなドラマーを多く輩出した
"Frank Zappa and The Mothers of Invention"に参加し高度な音楽経験を積みました。
その後Fusion Band-"Weather Report"を経て"Phil"の誘いを受けて
"Genesis"に参加しています。
"Genesis"にかかわったアーティストが世に出した名曲を
さらに追っていきましょう。
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