アルバム"So"収録
Manu Katché – drums, percussion
Tony Levin – bass guitar
David Rhodes – guitars
Richard Tee – piano
Peter Gabriel – vocals, CMI, Synthsizer
Simon Clark – chorus CS-80
Kate Bush – guest vocals
英国のレガシー歌手"Kate Bush"を迎えて制作された1曲。
カナダ、米国で1位。英国4位。
1930年代に『世界大恐慌』が世界を混乱に叩きこみました。
米国の写真家が当時写した写真をたまたま目にした"Peter"は
失業し苦しむ民衆へのメッセージとしてこの曲をかきました。
1973年当時の英国も同じように経済の悪化で民衆が苦しんでいたのです。
資本主義経済の中で失業し孤立感と絶望感にさらされている人々に
希望をひきだそうとつくられた曲です。
"Peter"は労働者の立場で絶望感を歌い、
女性歌手"Paula Cole"は『Don't give up...don't think too much...』
と歌いかけています。
"Paula Cole"は米国のすぐれたシンガーソングライターです。
バークリー音楽大学でジャズボーカルを学びましたが、シンガーソングライターに転向
し差別や貧困など、社会性のある作品を発表します。
2枚目から自分でプロデュースをおこない、"Peter","Tony"の力をかりて制作したアルバム
"This Fire"は"Billboard"にランクインし、
"Grammy"賞の7部門に選ばれるという快挙をとげています。
Comments