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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-416~"I Shot The Sheriff"-Eric Clapton-1974


アルバム"461 Ocean Boulevard"収録

Eric Clapton - Vocals, Guitar

George Terry - Guitar,Vocals

Dick Sims - Organ

Carl Rad - Bass

Jamie Oldaker - Drums

Albhy Galuten - Piano

Yvonne Elliman - Vocals


"Clapton"は60年代"Yardbirds"と2つのスーパーバンド"Cream","Blind Faith"を含む

6つのバンドを渡り歩き、英国でギタリストとして"Clapton is God"と呼ばれるまでになった

"Clapton"ですが、

米国に活動の場をかえて2作目のアルバムから全米1位になった曲が

"I Shot The Sheriff"です。

この曲はレゲー音楽の大御所"Bob Marley"が作曲し前年の1973年に発表されていました。


"Bob Marley"1973年のオリジナルテイク

Peter Tosh – guitar, vocals, keyboards

Bob Marley – guitar, vocals

Bunny Wailer – percussion, vocals

Aston "Family Man" Barrett – bass

Carlton "Carlie" Barrett – drums

Earl Lindo – keyboards


"Bob Marley"は英国をルーツとする白人のジャマイカ人の父とアフリカをルーツとする黒人のジャマイカ人の母の元に生まれました。

父は高齢故に彼が10歳の時に他界。母は米国人と再婚して

都会のスラム街に移り育ちます。

そこで生涯の音楽の友"Bunny Wailer"と出会い、

米国のラジオ局から流れるR&B,Jazzなどの音楽を共に楽しみ、

R&Bのヴォーカルグループをつくることになります。

これが"Bob Marley and the Wailers"へと進んでいくのです。


レゲエはボサノバやサルサなどの地域文化に端を発する音楽です。

楽しむには多少でも時代的背景を知ったほうが

その音楽が伝えたいことがよくわかります。


次回はレゲエが生まれたジャマイカとその背景にある音楽に迫ります。

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