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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-427~"This Masquerade"-George benson-1976


アルバム”Breezin'収録

George Benson - Vocal,Guitar

Claus Ogerman - Conductor, Arranged

Jorge Dalto - Piano

Phil Upchurch - Guitar

Stanley Banks - Bass

Harvey Mason - Drums

Ralph MacDonald - Percussion


Producer – Tommy LiPuma / composed by Leon Russell


"George Benson"は346夜~348夜登場の"Soul-Jazz"のオルガン奏者"Jack McDuff"

のバンドに採用され、音楽の世界に登場しました。

1964年に初リーダー作をだしてから15枚目になる”Breezin'に収録されたこの曲で

Billboard 1位を記録します。

作曲は米国のシンガーソングライター"Leon Russell"が1972年に発表したもので

"Benson"は作曲もしますが、ブレイクする曲はカバー曲が多いアーティストです。


アルバム"Now and Then"収録








"マスカレード"といえばこのバージョンを思い浮かべる方が最も多いのでは、

と思います。

全米1位のシングル"Please Mr. Postman" のB面の曲として大きく知れ渡ったのです。


Nils Landgren - Trombone,Vocals

Michael Brecker - Tenor Saxophone Esbjorn Svensson - Piano

Pat Metheny - Guitar

Lars Danielsson - Bass

Wolfgang Haffner - Drums



これはまた全く趣きが違うジャズヴァージョンです。

辣腕奏者の"Metheny","Michael Brecker"が素晴らしいパフォーマンスを魅せています。


Leon Russell - Vocal,piano








最後は作曲者の"Leon Russell"のパフォーマンスです。

彼のアルバム"Carney"-1972,が最初に発表されたオリジナルヴァージョンなのですが

作品としては良い仕上がりとは言い難いのが正直なところです。


オリジナルバージョンが強い説得力がある作品になっているのがスタンダードになる曲の

よくある姿なのですが、数少ない例外のひとつといってよいでしょう。

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