アルバム"Royal Garden Blues"収録
Branford Marsalis - Soprano Sax
Kenny Kirkland - Piano
Charnett Moffett - Bass
Jeff "Tain" Watts - Drums
composed by Kenny Kirkland
"Sting"の作品でも共に活動した"Branford Marsalis"と"Kenny Kirkland"は
ジャズのフィールドで"post Hard bop"とも称されるストレートアヘッドジャズの
作品を発表し活動をおこないました。
"Branford Marsalis"は音楽家の両親のもと、兄弟全員がジャズミュージシャンという
生粋のジャズマンです。
レジェンド"Art Blakey"(drums)の楽団に若くして起用され、同じく
レジェンドの"Clark Terry"(trumpet,Flugelhorn)と共演するなど、
ストレートアヘッドジャズの継承者にふさわしい経験を若くして積み上げました。
"Kenny Kirkland"はニューヨーク生まれで
音楽学校でクラシックピアノのトレーニングを受け、若くして教鞭にもついている
ある意味アカデミックなジャズマンです。
"Kirkland"もレジェンド"Miroslav Vitous,Kenny Garrett,Michael Brecker,Carla Bley.."
らとの演奏経験を積み上げジャズに深く触れてきたピアニストです。
"Marsalis"もクラシックに精通し、オーケストラでも演奏していますので
大御所との演奏経験が豊富であることを含め、意見が合う仲間だったのでしょう。
Branford Marsalis - Saxphones
Kenny Kirkland - Piano
Delbert Felix - Bass
Lewis Nash - Drums
composed by Kenny Kirkland
1987 at Spirit Square Arts Center
"Kenny Kirkland"は自分名義のソロアルバムは1作しか制作できませんでしたが、
それは自分を必要とする仲間のミュージシャンたちとのツアーに全力を
かけていた彼の信条も表しています。
次回は"Kirkland"の唯一のオリジナルアルバムからの1曲です。
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