アルバム"The Genius of Bud Powell"収録
Bud Powell - piano
"Bud Powell"らしいフレーズが垣間見える楽しい曲です。
アルバム"Fire in the West"収録
Herb Geller - Alto Saxophone
Ray Brown - Bass
Lawrence Marable
Lou Levy - Piano
Harold Land - Tenor Saxophone
Kinny Durham - Trumpet
"Herb Geller"はコアなジャズファンでなければ馴染みの薄いプレイヤーかもしれません。
彼の母は無声映画の伴奏ピアニストで、米国ハリウッドの映画館で仕事をしていました。
なので母の周りには音楽を生業とする友人が多数いたようです。
楽器店を営む店主からアルトサックスをプレゼントされたのが8歳の時。
高校では"Eric Dolphy:Sax"と共にスクールバンドで演奏を楽しみ、16歳でプロとなります。
50年代はニューヨークで活動しますが、音楽と人生のパートナーであったピアニストの
"Lorraine Geller"(彼女はMiles Davisとも活動していたすぐれた演奏家です)を
喘息の発作で失い、悲嘆にくれ、米国を捨ててヨーロッパに渡ります。
ヨーロッパではドイツを拠点として活動し、米国からの演奏家やヨーロッパの演奏家らと
制作を重ね、ミュージカルの音楽も担当し、ハンブルグの音楽学院で更新の指導に従事しました。
良質な作品に多数関わっている忘れられない音楽家です。
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