アルバム"Purple Rain"収録
Prince – lead vocals, background vocals, lead guitar, piano and various instruments
”Prince"流の"Funk-pop"が完成された良曲。
"Billboard"1位を5週間維持したヒット曲です。1984年のベストシングルにも選ばれるという
”Prince”を代表する1曲です。
1990年のライブです。
映像をみると感じることですが、”Prince"はとてつもなくセクシーであり、
それはどちらかと言えば淫靡な香りのするセクシーさ、です。
そのセクシーさゆえに大衆からカリスマ的な支持を得たのだろうと思うのです。
80年代は"Synthsizer"に代表される電子楽器がデジタル転送規格"MIDI"の浸透によって
大きく発展した時代です。それらの機材を使用して、シンセポップ、エレクトロポップ、
やがてテクノやハウス、と様々なジャンルが広がってきました。
それがやがて生楽器もアナログテープではなくコンピューターに
”録音”する2000年代へと進んでいきます。それが良質な音楽の制作に貢献したかと言うと、
必ずしもそうは言えないという現実はあります。
それは『便利』であるということは良質の音楽を産むことにとって
必ずしもプラスにならないからなのですが、
80年代のシンセポップやエレクトロポップは、便利を求めて電子楽器を使用する
のではなく(当時のドラムマシンの打ち込みなどはとてつもなく面倒なのです。)
その音質や可能性に惹かれて、という意味合いがありました。
"Prince"もそう感じていたことでしょう。
次回からはシンセポップとエレクトロポップに迫ります。
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