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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-531~"When Doves Cry"-Prince-1984


アルバム"Purple Rain"収録

Prince – lead vocals, background vocals, lead guitar, piano and various instruments







”Prince"流の"Funk-pop"が完成された良曲。

"Billboard"1位を5週間維持したヒット曲です。1984年のベストシングルにも選ばれるという

”Prince”を代表する1曲です。


1990年のライブです。








映像をみると感じることですが、”Prince"はとてつもなくセクシーであり、

それはどちらかと言えば淫靡な香りのするセクシーさ、です。

そのセクシーさゆえに大衆からカリスマ的な支持を得たのだろうと思うのです。


80年代は"Synthsizer"に代表される電子楽器がデジタル転送規格"MIDI"の浸透によって

大きく発展した時代です。それらの機材を使用して、シンセポップ、エレクトロポップ、

やがてテクノやハウス、と様々なジャンルが広がってきました。

それがやがて生楽器もアナログテープではなくコンピューターに

”録音”する2000年代へと進んでいきます。それが良質な音楽の制作に貢献したかと言うと、

必ずしもそうは言えないという現実はあります。


それは『便利』であるということは良質の音楽を産むことにとって

必ずしもプラスにならないからなのですが、

80年代のシンセポップやエレクトロポップは、便利を求めて電子楽器を使用する

のではなく(当時のドラムマシンの打ち込みなどはとてつもなく面倒なのです。)

その音質や可能性に惹かれて、という意味合いがありました。

"Prince"もそう感じていたことでしょう。

次回からはシンセポップとエレクトロポップに迫ります。

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