アルバム"2112"収録
Alex Lifeson – guitars,
Geddy Lee – lead vocals,bass,keyboards,
Neil Peart – drums,percussion,lyrics
"Rush"がその存在を知らしめたきっかけとなったアルバムです。
1970年代前半の"Progressive rock"の分野では
"YES-Close to the Edge-1972"、"King Crimson-Red-1974"、
"Pink Floyd-The Dark Side of the Moon-1973"、などの名盤があり、その他
"Caravan", "Soft Machine", などのカンタベリーシーンのバンドなど、多くのバンドが
名作を発表していました。
それらは、手法的には叙情的であり、ジャズよりのインプロビゼイションをとりいれたものが主体でした。
"Rush"はそうではなく、リフ、対位法的、構成美で楽曲を作る方向を
この曲で提示したのです。
1976年のライブです。
サウンド的にも楽曲構成的にも古さを感じることは否めませんが、
このあと彼らは曲を短くしてよりポップに、楽曲の完成度を高める
方向をとります。
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