アルバム"Winter Light"収録
Glen Moore - Bass, Flute
Ralph Towner" - Guitars, Piano
Paul McCandless - Oboe, English Horn, Bass Clarinet
Collin Walcott - Tabla, Sitar, Congas,
written by Ralph Towner
インド打楽器やシタールは"The Beatles"もとりいれていたし、
1975年にはギター奏者の"John McLaughlin"がインド系奏者と"Shakti"というユニットを
始めています。
時代的にインド打楽器を取り入れるのは自然なムーブメントだったとは言えますが、
しかし"Collin"は最初ヴァイオリンとティンパニーを学んだのにもかかわらず、
インド音楽や東洋文化に惹かれ、自ら師を定めて学び自己の表現手段としました。
実のところ"Tabla"はひじょうに演奏がむつかしい楽器です。
にもかかわらず、"Collin"は十分に自分のものとしています。
1975年のライブです。
"Collin"ここでボンゴを演奏していますが、メロディーやフレーズにユニゾンのように絡んで演奏しています。
そのアプローチはジャズドラムとは
かなり違います。
"Collin"は勿論ジャズドラムも演奏します。しかし好んで打楽器を演奏したのは
ここで聴かられるようなモノフォニックなアプローチなのです。
考えてみればある意味単旋律楽器の集合体であるオーケストラとの
共通性もあります。
"Collin"は残念ながら1985年に事故により39歳で早逝してしまいました。
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