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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-647~"New York Tendaberry"-Laura Nyro-1967

更新日:2021年6月18日


Billy Childs - solo piano


written by "Laura Nyro"


at Monterey Jazz Festival 2014




有名なジャズフェス"Monterey Jazz Festival"で行われた "Laura Nyro"への

トリビュートライブでの"Billy Childs"演奏です。

"Laura Nyro"の特に名作と称される"New York Tendaberry"の表題曲を

繊細に仕上げています。

1967年"Laura Nyro"のオリジナルです。

アルバム"New York Tendaberry"収録

Laura Nyro - piano, vocals, arrangements

Jimmie Haskell - conductor, orchestral arrangements




"Laura Nyro"はとても高い音楽力で

ジャンルに固定されない幅広い楽曲群を産み出した、個性的なアーティストです。

ミュージシャンに高く評価される"Musician's musician"の代表格として、

多くのミュージシャンが彼女の曲をカヴァーしています。


また、平和運動やレズビアン=フェミニスト運動にも積極的に活動しました。

本人はバイセクシュアルでもありました。

人権運動家としても80年代、90年代を通して影響を持ち続けたアーティストです。


米国の歴史は、資本主義と民主主義の熟成の歴史でもあります。

2000年を超えるとそれは、それぞれのシステムの『問題』が明らかになってきて

それぞれの制度の限界が最も明らかになった国家です。

作品が社会的影響力のある音楽家といえば"U2"や"Bruce Springsteen"などがそうですが、

同じく彼女のように、米国社会での問題を表現し存在感が高い女性アーティストも

居るのです。

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